2012.02.22 Wednesday
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2008.03.24 Monday
初めての生徒たち きのう、製本クラス最初のコースが無事に終了しました。寝違えをして首が回らないまま迎えた初日の朝がもうずいぶん前のような気がしてしまいます。けれどいざ始まったら一週間が過ぎるのがとても早く、最終日を迎えたきのうはいつもの休憩を取るのも忘れて、作業に没頭し回を重ねるごとになめらかになっていく生徒さんの作業する姿にじいんとしてしまいました。
全 5 回の授業の流れとしては、 -折りだけでできる CD ケース、封筒づくり -蛇腹のちいさな本と切り込みを入れた蛇腹の本 -パンフレット・バインディング -リンプ・バインディング 蛇腹折りした蝋引きの紙(waxed paper)に切り込みを入れて紙を挟み込んだもの。 折り畳んだときにページが増える仕組みになっています。 5 回目の最後のクラスではそれまでに学んだ技術の復習、持参した紙でオリジナルの本の制作となります。今回はこれでつくってみたいと紙を持参された方もいらっしゃいましたし、わたしが普段使っている紙やレタリング、ハンコなどを用いて作品をつくられた方もいました。 授業の進め方も、教え方もまだまだ未熟ですが、わたし自身も回を重ねるごとに成長できているのかなと授業を終えぐったりと床に寝転んで(倒れこんで)いたときに届いた言葉にちょっとだけ思いました。でもまだまだまだまだだと感じております。 さあ、来週からはBコースが始まります。体調だけは崩さないようにしっかりと授業に臨みたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。 先月、家族で久しぶりに訪れた香港、わたしたちにはとても思い出深い場所。 最後は約束の時間を過ぎてもマンゴープリンを待ちました。 お腹いっぱいの旅でした。 三月二十四日 月曜日(雨音で目が覚めたらもうお昼) 2008.03.10 Monday
はじまりました 土曜日に二回目の授業を迎えました。最初の授業がはじまるまではいろんな想像が頭の中を巡り、授業の様子が夢にまで出てきてどきどきしながら目覚めた朝もありました。これまでは習うばかりでしたがこれからは教える立場になります。いろんな場所で出合ってきた「先生」たちの授業を思い浮かべ、それぞれのよいところを取り入れながら自分なりの授業を生徒さんと一緒に育んでいくことができたらなと考えます。
初回の授業では、まずはじめに本の基本的な構造、その技術をベースに発展させた簡易的な製本方法をフランス、スイスで制作した本を見せながら紹介しました。 それから、 '一枚の紙でできること' として紙の CD ケースと封筒をつくりました。糊を使ったり、糸で綴じなくてもできること、まずは紙の性質を知ること、特色を生かすことからこのクラスははじまります。初回のクラスは女性ばかり3名、皆さんとても器用で授業もスムーズに進めることができました。 一枚の和紙を使ってつくった封筒です。 引越しのお知らせで50枚ほどつくったらちょっと大変でした。 中身が透けて、おうちの形が見えるようになってます。 授業ではいろんな例を紹介しながら進めていきますが、生徒の皆さんにはもっといろんな紙を試して自分の作品をつくってもらえたらなと思っています。手を動かして、様々な種類の素材を試してみてください。そしたらまたあたらしい発見があるはずです。 三月十日 月曜日(先生と呼ばれるとどきまぎしちゃう) |
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