2012.02.22 Wednesday
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2011.03.27 Sunday
「by hand」展、始まりました 二年くらい伸ばしていた髪を切りました。いつも結んでいたからあんまり変わらない気もするけれど、首まわりもすっきりしていつもの服でもさっぱり軽いきごこちです。あたらしい美容師さんには新鮮みたいだけれど、カットが終わって鏡に映る姿はしっくり、二年前に元通りです。シャンプーも、水の量も半分、ドライヤーで乾かす時間は三分の一くらい?「後ろ姿が中坊みたいだよ」なんてみーちゃんは言いますが、節電カット、おすすめしたいと思います。製本教室の生徒さんで千葉に住む方も多いのですが、みんなから無事のメッセージをもらってとても安心しました。パリの友人から、「被災していないわたしたちが立ち止まっていてはいけないよ、じゃないと日本全体が前に進めなくなってしまうからね」とメールをもらいました。わたしたちはいまできることを少しずつ、そしてこれまで通りの日々の仕事もしっかり続けていこう。本をつくることで誰かに言葉を届けてあげることができるのならば、それがわたしのいまやるべきことなのだとあらためて考えています。
名古屋、ON READINGでの展覧会が始まりました。今回ははじめてのひとり搬入でしたが、黒田さんがちゃきちゃき棚をつくってくれてとってもすてきになりました(ひとりじゃなかった!)。のぶこちゃんの、「手描きのキャプションなんてどう?」なんて言葉に乗せられて、調子に乗ってイラストを描いたら下手すぎたのでコラージュにしてみました。中部地方では ananas press 初めての展覧会です、きてみてさわって、たのしんでいただけたらうれしいです。 本ができる過程がわかるように、 亜鉛板や掲載したらくがきの原画も 一緒に展示しています。 のぶこちゃんととーるさんの絵も ありますよ! 先日、あたらしいアトリエのペンキ塗りをしました。友人たちがたくさん集まってすばらしい働きをしてくれたおかげで、壁は真っ白に。たつやくん、ゆかちゃん、かおるちゃん、りなち、輝ちゃん、みーちゃん、外畑さん、しほさん、そしてかよさん、みんなみんなありがとー。これから棚やテーブルをつくって、少しずつと自分の場所にしていけたらなと思っています。 三月二十七日 日曜日(みんなの声がメールがあったかい)
| ananaspress | - | 00:26 |
2011.03.06 Sunday
『by hand』 旅行から帰ってからの時間の過ぎるのの早いこと!遅くなってしまいましたが、3月19日(土)からはじまるブックマーク名古屋2011のイベントのひとつとして、ananas presssの展示会「by hand」が東山公園にあるON READINGにて開催されます。4月2、3日には製本ワークショップも開催しますが、3日がすでに定員に達してしまったため、翌週の9日(土)、10日(日)にも同じ内容でワークショップをさせていただくことになりました。名古屋での展覧会とワークショップは初めてとなります。どうぞよろしくお願いいたします。 -- ananas press 'by hand' 製本ワークショップ [日時] 4月2日、9日(土) こよりと麻糸を用いた冊子製本 4月3日、10日(日) 蛇腹のふしぎな本づくり [時間] 13:00-17:00 [会場] ON READING [講師] 都筑晶絵 [参加費] 5,000円(材料費込み、お茶とおやつ) [持ち物] カッター、カッターマット、定規(20cm以上のもの)、はさみ、待ち針、 筆記用具、重し(文鎮、ペーパーウェイトなど) *カッター、カッターマット、定規、針はこちらでも少し用意しています。 [定員] 各8名 こよりと麻糸を用いた製本 蛇腹のふしぎな本づくり -- 3月13日のIID世田谷ものづくり学校でのワークショップもまだ少し余裕があります。関東地方の方、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。 三月六日 日曜日(いろいろ準備がたいへんだけどたのしみもたくさん)
| exhibition | - | 01:47 |
2011.03.04 Friday
フランスの南の山側に行っていました 一時間と少しのフライトでオルリー空港に到着、sortieの向こうは重たい雲に覆われた日暮れ間近の空、ほんの少し前まで見てたあのまぶしいくらいの青空がもう懐かしく感じます。Aix en provenceに住む兄夫婦と一緒に、マルセイユから少し山の方、Luberon地方の小さな村を巡る旅に出ていました。それぞれの村は数キロも離れていない場所にありますが、石畳の階段、土の色、育つ草木にもそれぞれの村の色があり、その土地の色を損なわないように政府からの厳しい規制があるために景観が美しく保たれています。'鷹の巣村'とも呼ばれるGordesに向かう山道の途中、十メートル先も見えないほどに霧が立ちこめてきましたが、数分後にはさーっと霧も晴れていき、薄もやの中に崖にへばりつくようにそそり立つ家々の景色が目の前に表れるとほんとうにラピュタの世界。もう少しするとさくらんぼやアーモンドの花の咲く季節、夏にはバカンスで訪れるひとでおおにぎわいだそう。 最後のお宿は la celle 村にある修道院を改装したホテル。 敷地内にぶどうと野菜の畑があり、夕食には採ったばかりの 新鮮な野菜が食卓に並びます。 広い敷地内を散歩したり、サロンで紅茶を飲みながら本を 読んだり、ここではのんびり過ごすことができました。 スタッフのみなさんが、給仕のときはきびきびと、そして あたたかいおもてなしをしてくださったからあんなに心地よく 過ごせたのだと思います。 merci a tous! 後ろ髪引かれつつパリに戻り、こちらはベッドで大半の面積を占めるちっちゃな部屋ですからホテルでのんびりすることもなく、毎日げんきに歩き回っていました。st.Michelのbouquinistesがあいにくの雨で閉まっている日が多くてちょっと残念でしたが、ちょうど勇人くんと日程が一緒だったのでほとんど毎日一緒にお出かけしていました。母もとってもたのしそうで、和食やらベトナミーやらタイ料理を(ちょっとフレンチも)毎日おなかいっぱい食べました。最後の夜はパリで修行中の光晴くんと一緒に3人で会って、がんばるふたりのこれからに励まされました。またどこかで会えるとうれしいな。 三月四日 金曜日(みなさんに チョコとお塩を おすそわけ) |
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